福生の酒蔵(平成28年度夏)
福生には江戸時代から続く2つの酒蔵があります。田村酒造場は文政5年(1822)、石川酒造は文久3年(1863)の創業以来今日まで、多摩の豊かな自然と清らかな水に恵まれ、人々を魅了する数々の名酒を生み出してきました。また石川酒造は、明治20年代に端を達するビール製造にも力を入れ、クラフトビールの魅力を発信しています。両家ともに文化人を輩出し、地域をけん引するリーダーとしての役割も果たしてきました。 さらに、いずれの酒蔵も歴史的建造物として文化財指定を受けています。このほど田村家の分家である旧ヤマジュウ田村家住宅が国登録有形文化財の指定を受け、5月28日より一般公開も始まりました。
福生市立中央図書館地域コーナーでは、福生の地域資料として所蔵する2つの酒蔵に関連する資料を展示します。また、昨年石川酒造よりご提供いただきました、大正、昭和初期の熊川、福生周辺の古地図も館内及びインターネット上で閲覧できます。合わせてご利用ください。
※石川酒造 ・田村酒造場
『多満自慢 石川酒造文書 第一巻』
多仁 照廣/編著霞出版社 1985
『多満自慢 石川酒造文書 第二巻』
多仁 照廣/編著霞出版社 1986
『多満自慢 石川酒造文書 第三巻』
多仁 照廣/編著霞出版社 1988
『多満自慢 石川酒造文書 第四巻』
多仁 照廣/編著霞出版社 1989
『多満自慢 石川酒造文書 第五巻』
多仁 照廣/編著霞出版社 1991
『多満自慢 石川酒造文書 第六巻』
多仁 照廣/編著霞出版社 1994
『多満自慢 石川酒造文書 第七巻』
多仁 照廣/編著霞出版社 1996
『多満自慢 石川酒造文書 第八巻』
多仁 照廣/編著霞出版社 1998
『多満自慢 石川酒造文書 第九巻』
多仁 照廣/編著霞出版社 2003
『熊川一番地便り(新聞,雑誌等取材記事の切り抜き)〔1988年4月~1989年8月〕』
石川酒造/編 石川酒造 1989
『熊川一番地便り(新聞 雑誌等取材記事の切り抜き)〔1989年9月~1990年7月〕』
石川酒造/編 石川酒造 1990
『石川彌八郎家(石川酒造)文書目録 福生市文化財総合調査報告書 第33集』
東京都福生市教育委員会/編 福生市郷土資料室/編 福生市教育委員会 2010
『八重桜 やえざくら 石川酒造150周年記念冊子』
石川酒造株式会社/編 石川酒造株式会社 2013
『ひねりもち 嘉泉酒造通信』 創刊号~第20号
田村酒造場 (1997~2007)
『巣枝翁見聞夜話 全』
日野さよ子/編集責任 福生古文書研究会 2015
『特別展 多摩の酒蔵』
東京都 江戸東京たてもの園/編 東京都 江戸東京たてもの園 2010
『食品工場で学ぶ遊ぶ 関東編 工場見学ガイド』
流通サービス新聞/編 日刊工業新聞社 1999
『東京近郊酒蔵ガイドブック』
井上年弘/編 わらび書房 1997
※多摩の酒・ビール
『東京の地酒 酒づくりの心と風土を訪ねて』
國府田 宏行/著 婦人生活社 1980
『日本酒全蔵元全銘柄 2581社3992酒』
主婦と生活社/編 主婦と生活社 1982
『地酒の旅』
読売新聞社 1982
『日本の名酒 吟醸酒・純米酒・焼酎』
読売新聞社 1984
『日本の名酒蔵・名杜氏百選』
読売新聞社 1986
『多摩地方の産物 多摩の産物 多摩のあゆみ 第44号』
多摩文化資料室/編 多摩中央信用金庫 1986
『現代の名酒二百選 清酒と本格焼酎』
三一書房 新書 1986
『多摩の食生活 多摩のあゆみ 第49号』
多摩文化資料室/編 多摩中央信用金庫 1987
『最新日本酒銘鑑 厳選598蔵元』
主婦と生活社 1996
『ぶらり地酒紀行 関東の酒蔵御案内』
津波克明/著 けやき出版 1996
『おいしいお酒の本 厳選六百酒を詳細に分析』
稲垣真美/著 三天書房 1997
『あなたの口にあううまい地ビールのみつけ方』
メディアユニオン/編 有楽出版社 1999
『日本酒完全バイブル』
武者英三/監修 ナツメ社 2015