職場体験をした中学生のおススメ本-その4-
【2008年12月】 今回は、職場体験をした中学生のオススメ本をご紹介します!-その4-
佐賀のがばいばあちゃん
島田洋七/著徳間文庫(2004年出版)
一番最初に手にしたときに見入ってしまい、読んだ後も何度も繰り返し読んだ作品です。主人公の昭広が佐賀に来たとき、初めて教わったことが「米たき」です。その他にも色々仕事をまかされて、小さい昭広がかわいそうなこともありますが面白いこともいっぱいあります。僕は今、この「がばいばあちゃんシリーズ」を読んでいます。
(三中2年男子)
※シリーズ本も市内図書館で所蔵しています。
ぼくらの家出 3days
さとうまきこ/作やまだないと/絵ポプラ社(2006年出版)
省吾と雄介が小学校の卒業記念に「何かしよう」ということになり、どういう成り行きか突然、雄介が「塾の合宿を使って二泊三日のプチ家出をしね?」と言い、家出をする2人の話です。この物語は、すごくリアルで現実味があります。この本を読めばプチ家出が出来る!というぐらい細かく出来ている本です。
(二中2年男子)
※シリーズ本も市内図書館で所蔵しています。
リアル鬼ごっこ
山田悠介/著幻冬舎文庫(2004年出版)
全国500万の「佐藤」姓を皆殺しにせよ! 国王はある日突然7日間にわたる大量虐殺を決行した。そのルールは7日間の夜11時~12時の間たくさんの鬼から逃げること。鬼ごっこ中乗り物は使用できない。そんな鬼ごっこに参加する大学生佐藤翼。翼の前で殺される父や友。幼い頃生き別れた妹を探すため、陸上選手の翼は死のトラックを疾走する。最後まで生き残る佐藤は誰?ハラハラ ドキドキし映画とはまた少し違うこの本を一度は読んでみよう!!
(ニ中2年男子)
※中央館では、ハードカバー版を所蔵しています。
ストーンハート
チャーリー・フレッチャー/著大嶌双恵/訳
理論社(2007年出版)本体価格1900円+税
この物語はたった1日、つまり24時間の物語なのです。理由は読んでいただれればわかるでしょう。もう一つは、この本にでてくる彫像は存在しているのです!「ロンドン」の駅通りは勿論、川の名前で同じなのです。しらべてみるのも、面白いかもしれませんね。
この本は全三部なので、この本の続きも、興味があれば読んでみてくださいね。
(ニ中2年男子)
※シリーズ本も市内図書館で所蔵しています。
びりっかすの神さま
岡田淳/作・絵偕成社文庫(2006年出版)
ある日、始はみゆきに「すきとおった小さな男のこと」をうちあけた。はじめは信じていなかったが、みゆきも見えるようになった。そこからクラスをまきこむ大さわぎへと発展します。また、「すきとおったちいさな男」にも気をつけて読んでみてください。
(三中2年男子)
※わかぎりでは、ハードカバー版を所蔵しています。