2011年最後におすすめする本
【2011年12月】 2011年最後におすすめする本
背の眼 上・下巻
道尾秀介/著幻冬舎文庫(2007年出版)
この作品は、最初「何だコレ?!」と思うかもしれません。しかし読みすすめていくと、この作品の良さがわかると思います。個性豊かな登場人物…孤独な少年の死がまねいた悲劇…衝撃的な真実(ラスト)…。この本を見かけたら、ぜひ手にとってみて下さい。
(三中2年女子)
※第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。
図書館戦争図書館戦争シリーズ1
有川浩/著角川文庫(2011年出版)
“図書隊”と“良化特務機関”の本をかけた戦争のほかに、隊員の笠原 郁(かさはら いく)やその上官たちの関係・成長も楽しめるお話です。このお話の中では本が閲覧禁止になっているので、今自由に本が読めることが嬉しくなりました。
(三中2年女子)
※2011年11月現在、文庫はシリーズ6まで所蔵しています。また、市内図書館にはハードカバー版とマンガも所蔵しています。
ダイヤモンド・ガールズ
ジャクリーン・ウィルソン/作尾高薫/訳理論社(2006年出版)
心に残る言葉がたくさんあります。
【運命って信じる?】
【ホントはわかってる。星占いにもそう出てた】
【あんたなんか、まだお子さまのくせに】
【きれいってどういう意味?】…これらの言葉がどういった意味をさすのか読んで確かめてみてください。
(福生高校1年女子)
とらドラ! 全10巻
竹宮ゆゆこ/著ヤス/イラスト電撃文庫
アスキー・メディアワークス(2006~2009年出版)
“互いに互いの親友に恋をした。ならばお互い協力してお互いの恋を実らせよう”…そんなお話。
竹宮ゆゆこさんという女性作家の手により、非常にわかりやすく面白い物語となっている。
ぜひ読んで欲しい…最後のほうなんて泣ける…ウッ。
(福生高校3年男子)
※『~スピンオフ!』1~3巻も中央で所蔵。
探偵ガリレオ
東野圭吾/著文春文庫(2002年出版)
ドラマ化や映画化まではたした大人気作ということもあり、予想もつかないような展開が待ち受けているのが印象に残った。
(福生高校1年男子)
※1998年出版のハードカバー版は、中央・わかぎり・わかたけ所蔵。