中高生がおススメするSF&ファンタジー小説
【2009年2月】 今回は、中高生がおススメするSF&ファンタジー小説をご紹介します!
青空のむこう
アレックス・シアラー/著金原瑞人/訳杉田比呂美/絵求龍堂(2002年出版)
ある日、ささいなことで姉のエギーと口げんかをしてしまったハリーは、暴言をはいたまま、交通事故にあい死んでしまう。わけもわからないまま、「死者の国」に来てしまったようだ。エギーと仲直りしたかったのに・・・。そこで出会った、熱病で死んだ少年アーサーと共に「生者の国」へ行くハリー。「やり残したことがあるんだ・・・。」はたしてエギーにハリーの心は通じるでしょうか?
心を温かくしてくれるファンタジー小説です。
(高校1年女子)
※ジュニア版は中央館のみ所蔵
ダレン・シャン ~奇怪なサーカス~
ダレン・シャン/作橋本 恵/訳小学館(2001年出版)
あらすじ
ある日、ダレン・シャンという少年が「シルク・ド・フリーク」というサーカスのチケットを手に入れて、親友のスティーブと観に行って、そこである事件にまきこまれてしまうというお話です。
見どころ
シルク・ド・フリークのサーカスのメンバーの特技がすごい。スリルがあってどきどきする。
(二中2年男子)
※全12巻の他に、外伝もあり。文庫版は、武蔵野台のみ所蔵
痛快世界の冒険文学2タイムマシン
眉村 卓/文H.G.ウェルズ/原作上田 朱/画講談社(1997年出版)
19世紀末のある日、ひとりの男がタイムマシンを作動させた。人類初の時間旅行に出た彼は、80万年後の世界にたどりつく…この『タイムマシン』という本に非常に興味をもちました。読んだら止まらなくなります。この話にでてくる80万年後の世界は読んでみた人しか分からない。ぜひ一度読んでみて下さい!
(二中1年男子)
ボッコちゃん
星 新一/著新潮文庫(1971年出版)
スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺にあふれ、光輝く小宇宙群。日本SFのパイオニア・星新一のショートショート集…『ボッコちゃん』は、「ショートショート」という短い話がたくさん読める本です。僕は、この本を何度も読みました。この本はとても読みやすいです。そしてとても面白いです。みなさんもぜひ読んでみてください。読んだら、星新一さんの他の本も読んでみてください。
(二中1年男子)
セブンスタワー 第七の塔(1)光と影
ガース・ニクス/作西本かおる/訳小学館(2003年出版)
この話の舞台は、空が闇のベールにおおわれた太陽の見えない世界。唯一光を放つのは、七つの塔がある巨大な城だけ。城の周りには、真っ暗な氷原がずっと広がっている。その城に住む主人公・タルは、ある日父親が行方不明になったと知らされる。タルは、家族を助けるため塔の最上階にあるサンストーンという石を取りに行くが…。この話は、1巻ずつどんどん話が広がりすごく面白い。タルが旅の途中で出会う人は、皆個性があって良い!
(一中2年男子)
※全6巻。