高校1年生たちのおすすめ本
【2012年9月】 高校1年生たちのおすすめ本
夜のピクニック
恩田陸/著新潮文庫(2006年出版)
夜を徹して八十キロを歩き通すという、高校生活最後の一大イベント「歩行祭」。生徒たちは、親しい友人とよもやま話をしたり、想い人への気持ちを打ち明け合ったりして一夜を過ごす……。この本からは、たくさん学べることがあると思います。ぜひ読んでください!第2回本屋大賞、第26回吉川英治文学新人賞受賞。
(高校1年女子)
※2004年出版の本は全館所蔵。
レーナ・マリア 障害をこえて愛と希望を歌い続ける女性シンガー
ビヤネール多美子/訳あべさより/まんが
菅谷淳夫/シナリオ小学館版・学習まんが人物館(1999年出版)
私が初めてこの本を読んだのは、小学校高学年の時でした。特に印象に残る本でした。最初、とても悲しいお話なんだろうなと思っていたのですが、実際はまったくそんなことなくて明るく元気なレーナがとても大好きで楽しく読むことができました。自分もそんなレーナのように、明るく、元気よく、楽しい毎日を過ごせたらもっともっと良いなと思いました。まんがなので、小学生からでも読めると思います。読んで絶対ソンはないと思います!
(高校1年女子)
魔王さんちの勇者さま
はむばね/著徳間デュアル文庫(2009年出版)
私はこの本を初めて読んだ時、ただの人間だった主人公が、いきなり魔王の娘であるサフラの心を開いていくところがとても印象的でした。8年の時を経て、また出会った二人がこれからどうなるのか、この話の続きが読みたくなってしまいました。徳間デュアル文庫特別賞受賞作品。
(高校1年女子)
※全4巻。