職場体験&夏休みボランティアのおススメ本
【2009年11月】 今回は、職場体験をした中学生と夏休みボランティアを体験した高校生のおすすめする本をご紹介します!
西の魔女が死んだ
梨木香歩/著新潮文庫(2001年出版)
一度読み始めると止まらなくなるほど読みやすく、面白いです。登場人物の“おばあちゃん”の優しさ・厳しさ…、全てが私を成長させてくれるように思いました。読むにつれ、私自身も主人公“まい”と同じように、おばあちゃんが大好きになりました。 最後の3ページは涙があふれてとまりません!
(福生高校1年女子)
※楡出版(1994年)発行本は中央・わかぎり・わかたけで所蔵、小学館(1996年)発行本は中央・武蔵野台で所蔵しています。
ミッドナイト 真夜中の妖精
ジャクリーン・ウィルソン/作尾高薫/訳理論社(2004年出版)
本体価格1000円+税
13歳の少女ヴァイオレットとその兄、友人、そして彼女が大好きな妖精絵本作家・キャスパーらが登場する不思議で心が軽くなる物語です。内気なヴァイオレットの性格や考えに共感できる人も多いと思います!
(福生高校1年女子)
テイルズ オブ ヴェスペリア 1~3巻
岩佐まもる/著バンダイナムコゲームス/原作イラスト/藤島康介
イラスト/上田夢人角川スニーカー文庫(2009年出版)
今まで「テイルズオブシリーズ」のゲームを楽しんでいましたが、小説にも興味があり、読んでみました。面白い展開があるので僕はおススメします。
(福生高校1年男子)
※2009年10月現在、3巻まで刊行。
※表紙画像は1巻です
死神の精度
伊坂幸太郎/著文藝春秋社(2005年出版)
この本は6つの話があり6つの話で進められる。死神は若者から老人あらゆる人に会い生きるか死ぬかを決めていきこの物語は進んでいく。(中略)最初は内容がわからなくても読んでいればわかるようになって面白いと感じられるようになれる。 死神の仕事は対象者に近づき七日間調べて生かすか殺すかを判断し八日目には実行される。生かされた人はそのまま人生を続けて、死ぬ人は事故かなにかで死に人生が終る。 面白い所は人生が最悪なのに殺さず生かし、わりと平常な人を殺すという迷いがあって面白い本である。
(福生ニ中2年男子)
※2008年出版の文庫は中央のみ所蔵。
オーデュボンの祈り
伊坂幸太郎/著新潮文庫(2003年出版)
この作品は、第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伊坂幸太郎さんのデビュー作です。
あなたは人語を操り、未来を知る案山子をみたことがありますか?……この本には出てきます。「萩島」という孤島に「優午」と呼ばれる案山子が…。主人公である伊藤という青年は、強盗に失敗し萩島にたどりつき、やがて島に100年伝わる謎や、「優午」の謎に引き込まれていきます。不思議な謎とともにこの島の魅力を味わってください。
(福生二中2年男子)
※2000年出版の本(購入不可)は全館所蔵。