ボクたちのおススメ本!~中高生男子より~
【2010年9月】 今回は、中高生男子がおススメする本をご紹介します!
サマーウォーズ
岩井恭平/著細田守・マッドハウス/原作角川文庫(2009年出版)
主人公・小磯健二は憧れの先輩の篠原夏希にアルバイトを頼まれ長野県に同行することに…。アルバイト内容は、4日間夏希のフィアンセのふりをすること。夏希の親戚に囲まれながらあたふたと生活する中、謎の数列が届く。夢中で答えを導き出すが次の日、世界は大きく変わり、危機におちいっていた。
果たして世界の危機は?健二と夏希の関係はどうなるのか。
大家族のやさしい夏の物語です。
(二中2年男子)
※2009年に出版された角川つばさ文庫は、中央館のみ所蔵。
親指さがし
山田悠介/著幻冬舎文庫(2005年出版)
最初から最後まで、とてもハラハラドキドキでした。ホラーなので、怖いですが、それだけではなく色々な展開が待っていて、すごくおもしろい本でした。想像力がかき立てられるような作品なので、ぜひ読んでみてください。
(高校1年男子)
楽園のつくりかた
笹生陽子/著角川文庫(2005年出版)
自分がド田舎に引っ越すことになったらと考えると、とてもいやです。いまの友達とはなれて、同級生が少ない学校に行くとかを親が言ってきたらやだなと思いました。この小説の終盤は「え?!」ってなりました。みなさん、ぜひみてください。
(高校1年男子)
※2002年講談社から出版された本は、全館所蔵。
空想科学読本 ゴジラは生まれた瞬間、即死する!?
柳田理科雄/著宝島社(1996年出版)
内容は、ウルトラマンや仮面ライダー、ガンダムにエヴァンゲリオン、マジンガーZにガッチャマン、さらには宇宙船鑑ヤマトなどなど…特撮やアニメの世界を科学的な視点から「実際に~したらどうなるか」や、「~は本当に~できるのか」など素朴な疑問をマジメに考えるというものです。
本当におもしろいので、一人で読むことをオススメします。電車なんかで読むとヘンな目で見られちゃうかもしれませんから……。
(高校1年男子)
※2010年8月現在、シリーズ9まで刊行。
走れメロス 新装版
太宰治/著村上豊/絵講談社青い鳥文庫(2007年出版)
僕はこの本を何度も読んだことがあるので、内容がとても印象深く頭に残っています。主人公のメロスは、妹の結婚式をあげるために友人を犠牲にしたけど、自分に責任を持って友人のために長い距離を走りきって感動しました。
学校の教科書などでよく勉強するので、ほとんどの人が内容を知っていると思うので、まだ学校などで勉強していない子ども達にぜひ読んでほしいと思います。
(高校1年男子)
※『走れメロス』は、様々な出版社から刊行されています。わかたけ・武蔵野台にも講談社青い鳥文庫以外の本が所蔵されています。