2012年初!中高生のおすすめ本
【2012年8月】 2012年初!中高生がおすすめする本
私らしく生きたい 盲導犬とともに歩んで
郡司ななえ/著アールズ出版(2002年出版)
差別や問題が多くありましたが、悲しみに耐えてベルナ・ガーランド・ぺリラという盲導犬たちとともに生きたところが心に伝わりました。皆さんも読んでみてください。あの名作『ベルナのしっぽ』の作者・郡司ななえさんの感動のいっさつ。
(一中3年男子)
※『ベルナのしっぽ』は全館で所蔵しています。
読書の時間に読む本 中学3年生
西本鶏介/編ポプラ社(2003年出版)
いろんなお話が出てくるよ~。だからとても面白いよ~。
1回読めば、その面白さがわかるよ~。とりあえず読んで~。
(一中3年男子)
※この本は、中学1年生・中学2年生も出版されています。2012年現在『読書の時間に読む本 2』も出版され、すべて中央館に所蔵されています。
十五少年漂流記 改版
ジュール・ヴェルヌ/著波多野完治/訳新潮社(1951年出版)
まだまだ幼い子どもたちだけで生きていくということは不可能に近いことです。しかし、少年たちはそこで諦めることなく、それぞれが協力して生きようとします。時にはケンカになり、時には生命の危機にさらされ、それでも前を向いていく姿は本当に素晴らしいと思います。また、自分たちで大統領を決めたり、学校をつくるなどの子どもらしいユニークさも彼らの魅力だと思います。幼さが残るかわいらしい一面もある一方で、大人顔負けの勇気・行動力を見せてくれる少年たちを通し、私たちに何か大切なことを教えてくれるこの本は、まさに不朽の名作と言えると思います。みなさんもぜひ、彼らと未知の大冒険へ出かけてみては?
(高校1年女子)
※図書館では、他社より出版された同タイトルの作品も多く所蔵しています。
パーティ
山田悠介/著角川文庫(2011年出版)
小学生の頃から友情を育んできた4人の少年たち。彼らは、クラスに転入してきた身体の弱い女の子を守ることになる。しかし彼らは、とある事件をきっかけに離れ離れになってしまった。だが、謎の手紙に誘われ、神様がいると言われている「神獄山」で再会する。その女の子を守ろうとした過去を思い出しながら過酷な山の頂上を目指す。果たして山頂で彼らを待ち受けているものは?そして彼らの過去とは…?友だちとギクシャクしてしまった人におすすめ!
(高校1年男子)
※2007年出版の本は、中央・わかぎり・武蔵野台で所蔵。
オールミッション2
山田悠介/著角川文庫(2011年出版)
今回、この本を読んでみてとてもスリルのある良い作品だと思った。主人公・健太郎がどのような行動をするのかとワクワクしながら読めた。この本は、1巻目を読まなくてもわかる作品なので、皆さんもぜひ読んでみてください。
(高校1年男子)
※2008年出版本は、中央・武蔵野台所蔵。1巻目は中央・わかぎり所蔵。