「未来に向かって」
【2011年2月】
今回のテーマは、「未来に向かって」。あなたが今、進路や将来に悩んでいるのであれば、ぜひ役立ててもらいたい本たちです。きっと希望が見えてくるはず…!
NO LIMIT ノーリミット自分を超える方法
栗城史多/著サンクチュアリ・パブリッシング(2010年)
「ニート」から登山家になった栗城さんは、日本人初のエベレストの単独・無酸素登頂を目指しています。 越えられない壁はないのだと思える、勇気が湧いてくる一冊です。
かべ鉄のカーテンのむこうに育って
ピーター・シス/作福本友美子/訳BL出版(2010年)
何の疑問もなく言われたものをかいた幼少時代、何かがおかしいと思い始め、かきたいものをこっそりとかいた青年時代。時代に抑圧されながらも絵をかき夢をえがき続けたピーター・シスの自伝的絵本。夢を見続けることの大切さを教えてくれます。
※2008年コールデコット・オナーブック受賞。
14歳からの哲学考えるための教科書
池田晶子/著トランスビュー(2003年)
むずかしい言葉を使わず、生と死、心など30のテーマについて、とことん考える。 考えて、知ること、知りたいという気持ちを強く持つこと。未来の自分のために一度はとことん考えてみませんか。
明日につづくリズムTeens’ best selections 21
八束澄子/著ポプラ社(2009年)
広島・因島(いんのしま)に住む主人公・千波は、高校受験を機に、夢・友・家族・人生について真剣に悩み、そして一筋の光を見つけます。
“後ろを向いていても仕方がない、前を向いていこう!”という気持ちになれる小説です。
要所要所に登場するポルノグラフィティの楽曲にも注目してみて!
※2010年全国コンクール課題図書(中学校の部)。
夢をつなぐ 山崎直子の四〇八八日
山崎直子/著角川書店(2010年)
15歳の時に思いえがいた夢は宇宙飛行士になること。
それから24年かかって宇宙へ。4088日もの長い訓練の日々、宇宙の様子など細かく書いてあります。
夢を叶えることは簡単ではないけれど、その先に待っているものはとても美しいのです。