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トップページヤングアダルト図書館からのおすすめ> 夏こそ読書! 中高生向けおすすめ 令和6年度

夏こそ読書! 中高生向けおすすめ 令和6年度

今年も暑い、夏休み。
涼しい場所を見つけて、読書にいそしんでみませんか?
いつもより多めに、ご用意しています。
あなたの夏の思い出の、一端になりますように…。

ややの一本 剣道まっしぐら!

 八槻 綾介/著 野間 与太郎/絵 ポプラ社(2023年)

ややの一本


剣道を愛する國竹やや。

通っていた道場がなくなり、うだつのあがらない日々を過ごしていたが、とある出来事をきっかけに自分で剣道部をたちあげることに!

だけど、部活を作るのってとっても大変! 練習場所・部員・顧問の先生探し。 おまけに集まった仲間はひとくせもふたくせもある人たちで…。

ややは、「正しく強い剣道」を見つけられるのか!?

  

17歳のビオトープ

 清水 晴木/著 幻冬舎(2023年)

じゅうなな歳のビオトープ


平人生
たいらじんせい
は高校の校務員だ。

生徒達は、彼を人生先生と呼び悩みを打ち明ける。 彼が真摯に生徒の悩みに向き合って教師とは違う助言をしてくれるから。

それにしても…イケメンで大型バイクに乗ってお菓子好きで…謎めいた校務員だなあ。



きまぐれ未来寄席

 江坂 遊/著    Gakken(2024年)

きまぐれ未来寄席


無用の品を取り扱う店で【1本10万円の傘】が売られていたら、あなたは買いますか?

買った男がいたのです!

なるほどこんなオチかと、まるで寄席で落語を聴いているかのような奇想天外・笑い噺が全24席。



現代語で読む 坊ちゃん

 夏目 漱石/著 深澤 晴彦/現代語訳 理論社(2012年)

現代語で読む 坊ちゃん


「坊ちゃん」といえば、明治時代の文豪夏目漱石の作品として有名ですが、本書では、現代の言葉使いに書き直して読みやすくなっております。

また、難しい言葉には注釈がついているので、初めて読む方はもちろん一度読もうとして言葉が難しく読みにくいと思った方にもおすすめです。

現代語で読むシリーズに

『舞姫』 『たけくらべ』 『野菊の墓』 『生まれ出づる悩み』 があります。



はじめての文学 村上春樹

 村上 春樹/著   文藝春秋(2006年)

はじめての文学 村上春樹


著者自身が若い読者に向けて選んだ短編集です。

短編なので普段小説を読まない方でも読みやすく、村上春樹の作品に興味のある方には入門編としておすすめです。

はじめての文学シリーズに

『村上龍』 『よしもとばなな』 『宮本輝』 『宮部みゆき』 『浅田次郎』 『川上弘美』 『小川洋子』 『重松清』 『桐野夏生』 『山田詠美』 『林真理子』 があります。



はーばーらいと

 吉本 ばなな/著    晶文社(2023年)

はーばーらいと


灯台のある、海の近くの町で育った僕とひばり。

中学の卒業式の直後姿を消してしまったひばりのことを、好きだったのか、それとも幼なじみの親愛だったのか、気持ちの整理がつかないまま数年が過ぎたある日、僕のもとに手紙が届く。 そこには、助けをもとめるひばりの悲痛な叫びがつづられていた。

揺れ動く信仰と親愛を背景に、逆境を力強く生きる人々の生命力が描かれます。



アンナの戦争 キンダートランスポートの少女の物語

 ヘレン・ピーターズ/作 尾﨑 愛子/訳 偕成社(2023年)

アンナの戦争


ナチの迫害からユダヤ人の子どもを救うためのキンダートランスポートで、両親と別れてイギリスに逃れた少女アンナ。

里親のもとで両親を待ちながら暮らす彼女に、再び戦争が影を色濃く落としていきます。

そんな時、後に国の情報部MI5に記録が残るような、ある事件が…。 アンナはいったい何をしたのでしょう?



アフェイリア国とメイドと最高のウソ

 ジェラルディン・マコックラン/著 大谷 真弓/訳 小学館(2024年)

アフェイリア国とメイドと最高のウソ


降り続く雨によって、水の中に沈みそうになっているプレスト市。

指導者のマダム・スプリーマは市民を見捨てて逃げてしまった。 取り残されたメイドのグローリアは、スプリーマの夫によって、指導者の身代わりにされてしまう。

最悪の状況で最善をつくそうとするグローリアだったが…。



ノウイットオール あなただけが知っている

 森 バジル/著 文藝春秋(2023年)

ノウイットオール


同じ町に暮らす人々のくり広げる、推理・青春・科学・幻想・恋愛小説。

主人公も違う、ジャンルもまったく違う、一見全く関係ないのに、一冊の本としてまとまる理由を、まさに「あなただけが知」ることになるのです。



名探偵ホームズ 瀕死の探偵

 アーサー・コナン・ドイル/作 千葉 茂樹/訳 ヨシタケ シンスケ/画 理論社(2023年)

名探偵ホームズ 瀕死の探偵


コナン・ドイルショートセレクションの第二弾です。

5つの物語からなる短編集なので、すき間時間に少しずつ読み進められます。

2人と一緒に推理を楽しんではいかかでしょうか。

第一弾

『名探偵ホームズ 踊る人形』 もあります



熊と小夜鳴鳥 冬の王 1

 キャサリン・アーデン/著 金原 瑞人/訳 野沢 佳織/訳 東京創元社(2022年)

熊と小夜鳴鳥


雪深い田舎で自由に生きる領主の娘ワーシャには、精霊を見る力があった。

時は教会が力を持ち、神への信仰の名のもとに精霊の排除が始まった時代、ワーシャは孤軍奮闘で家と精霊を守ろうとするのだが、恐ろしい魔物が目を覚まして…。

自分を縛ろうとする世の流れに抗う、少女の冒険が始まる!

『塔の少女 冬の王 2』 『魔女の冬 冬の王 3』 の三部作です。



その情報はどこから? ネット時代の情報選別力

 猪谷 千香/著    筑摩書房(2019年)

その情報はどこから


最近はスマートフォン等でいつでもどこでも情報を入手することができるようになりましたが、本当にその情報が正しいのか疑問に思ったことはありませんか?

本書は新聞等のメディアやフェイクニュースの事例を交えながら、情報の出どころを確かめることの大切さを分かりやすく説明しています。



知られざるマヤ文明ライフ え?マヤのピラミッドは真っ赤だったんですか!?

 譽田 亜紀子/著 寺崎 秀一郎/監修 スソ アキコ/イラスト 誠文堂新光社(2023年)

知られざるマヤ文明ライフ


約4,000年前に栄え、非常に高度な技術を備えていたというマヤ文明。

カレンダーをつくったり、治水をおこなったり、天体の動きを正確に予測したり…。そんなマヤ文明のことを、皆さんはどれくらい知っているでしょうか。

え!?ピラミッドが真っ赤だった!? 頭のかたちをトウモロコシに似せていた!? 知れば知るほどおどろきがいっぱいです。



14歳からの資本主義 君たちが大人になるころの未来を変えるために

 丸山 俊一/著 大和書房(2019年)

十四歳からの資本主義


新聞や教科書で一度は目にしたことはあっても、具体的な内容を聞かれたらなかなか答えるのが難しい「資本主義」。

研究者の言葉を紹介しながら、資本主義とは何か、これから資本主義はどうなっていくのか、分かりやすく書かれています。



国語の時間 学校の学びを社会で活かせ!

 松井 大助/著 漆原 次郎/著 ぺりかん社(2023年)

国語の時間


普段は日本語使っているし、時間数のわりに役に立つ気がしないし…。

そんな国語の勉強ですが、実はこんなに活用されていたのか!色々な職業人のインタビューから国語の面白さを再発見。

明日からきっと授業への取り組み方が変わります。

シリーズに

『数学の時間』 『英語の時間』 『理科の時間』 があります。



地図を描こう!―あるいてあつめておもしろがる

 市川 力/著 岩波書店(2023年)

地図を描こう!


「自分の好きなことってなんだろう?」

他の誰か教えてもらうのではなく、自分で動いて発見していくための方法を身近な「散歩」から紹介しています。

普段、何気なく通る家の近所が自分の興味であふれるとわくわくしますね。



星のきほん 星はなぜ光る?素朴な疑問から知る星と宇宙の話

 駒井 仁南子/著 誠文堂新光社(2017年)

星のきほん


夜、空を見ると星が光って見えることがありますね。

この本では、星がどのように生まれたのか、なぜ光るのか、どうしてそれぞれ星によって見える大きさが違うのか等、星に関しての知識が載っています。

また、星座や宇宙、月に関しての様々な知識も紹介されています。



クジラのおなかに入ったら

 松田 純佳/著    ナツメ社(2021年)

クジラのおなかに入ったら


進路になやんでいた著者は、北海道の大学にクジラを研究するサークルがあることを知り、北の地へと旅立ちます。

冬の津軽海峡で双眼鏡をのぞき続けたり、10メートル近いクジラの死骸によじのぼったり、刀のような包丁でクジラをさばいたりと、そのキャンパスライフは想像を絶するたいへんさです。

京都からとびだして海をこえ、生き物の宝庫で活躍する著者の軌跡を追います。



君たちに贈る 明日への勇気が湧いてくる広告コピー

 パイ インターナショナル(2021年)

明日への勇気が湧いてくる広告コピー


ちまたにあふれる広告のコピーは、時に衝撃を与え、時に人々の心を癒すこともあります。

この本には、読む人の心の琴線に触れ、明日を生きるための糧となる素敵な広告コピーが満載です。



エモい古語辞典

 堀越 英美/著 海島 千本/イラスト 朝日出版社 (2022年)

エモい古語辞典


「エモい」ということばが生まれたのは最近で、「今年の新語」に「エモい」がランクインしたのは2016年のことです。

では、昔の人たちは「エモい」瞬間を目にしたとき、なんと形容していたのでしょうか。 古語をひもといてみると、「エモい」と類似した用法で「あはれ」が使われているそうです。 今も昔も人々の感じ方は同じだったようですね。

この本では、ほかにも「いとあはれ」な、もとい「とてもエモい」古語が紹介されています。 古語を通じて、日本の「エモい」瞬間を再発見してみませんか?