平安の都へ
【2024年1月】平安の都へ
雅な和歌、美しい十二単。平和で華やかに思える平安時代。
果たしてその実態は…。
知っているようでよく知らない、平安時代を知る足がかりになりますように。
地図でスッと頭に入る平安時代
繁田信一/監修 昭文社(2021年)
イラストや地図など、ヴィジュアルを多く取り入れて、平安時代の歴史的変遷を説明しています。
2024年の大河ドラマの主役である紫式部が活躍していた平安時代を、より詳しく理解していくきっかけを作ってくれる一冊です。
紫の結び 一 源氏物語
荻原規子/訳 理論社(2013年)
「源氏物語」は全54帖と長い物語となっていますが、この本では【紫】にまつわる話に絞っています。
文章を読みやすく工夫しているため、スピーディに読み進める事が出来ます。
全3巻となっていますので、ぜひ「源氏物語」の世界に浸ってみてください!
源氏物語解剖図鑑
佐藤晃子/著 伊藤ハムスター/イラスト エクスナレッジ(2021年)
この本はズバリ、世界最古の長い長い長編小説の全体像を分かりやすく解説している本です。
全54帖それぞれのあらすじや、「源氏絵」のイラストとともに鑑賞ポイントを解説。苦手意識があった方は、まずこの本から!
かなり役立つ!古文単語キャラ図鑑
岡本梨奈/著 新星出版社(2019年)
この本は古文単語を切り口に、平安時代の様子や情景を知るきっかけになる本です。
平安時代などに使われた言葉を、マンガや当時の様子の解説などで、理解しやすくしています。現代のシチュエーションに沿った用例もあります。
言葉から楽しく平安時代へタイムスリップできますよ!
天邪鬼な皇子と唐の黒猫
渡辺仙州/著 ポプラ社(2020年)