流儀-style-
【2021年10月】流儀-style-
なにかを追求すること?自分らしさを貫く?
プロフェッショナルな人物は、自分なりの流儀にもとづいて行動しているとも言われていますね。
あなたの思う流儀・style(スタイル)とはなんでしょうか?
見てる、知ってる、考えてる
中島芭旺/著 サンマーク出版(2016年)
小学校に行かず、自分で好きな学び方、生き方を見つけた10才の中島芭旺(ばお)くん。彼が9才から1年半かけて自分に向けて書いたこの本で、“小さな体の哲学者”と言われる “ばおくん流儀-style-”を感じてみませんか。
世界ショートセレクション➑
コナン・ドイル ショートセレクション 名探偵ホームズ 踊る人形
アーサー・コナン・ドイル/作 千葉茂樹/訳 ヨシタケシンスケ/画 理論社(2018年)
探偵とはある意味流儀の塊なのではないかと思います。自分のやり方で事件を解決し、どのような状況でも決してぶれることない姿。まさに、己の流儀を貫いている。貫きすぎて暴走しているときもありますが、そんな名探偵ホームズの活躍の一部をご覧ください。
13歳から分かる! プロフェッショナルの条件 ドラッカー 成果を上げるレッスン
藤屋伸二/監修 大西洋/イラスト 日本図書センター(2021年)
20世紀の知的巨人と呼ばれたドラッガーによる『プロフェッショナルの条件』をわかりやすいイラストと図で紹介してくれる本。現代社会で成果をあげるためにはどんな風に考え、どういった行動を取るべきかをたくさんの具体例から授業形式で学ぶことができます。勉強や部活、習い事、進路などで悩んだときにおすすめです。
衣食住のルールから仏事のマナーまで
13歳から身につけたい「日本人の作法」
「大人のたしなみ」研究会/編著 大和出版(2014年)
日本といえば、神社やお寺のイメージが強いですね。皆さんは、立派なお参りができていますか?神社の参道の中央は神様の通り道とされているので避けることは有名ですが、入口にある鳥居は、会釈をしてくぐっていますか?今一度、日本人の伝統作法をふりかえってみましょう!
これは王国のかぎ
荻原規子/作 中川千尋/画 理論社(1993年)
失恋して迎える、最低最悪の15歳の誕生日。上田ひろみが目を覚ましたら、そこはアラビアンナイトの物語の中だった。ちょうど『自分』をやめてしまいたいと思っていたひろみは、魔神族の『ジャニ』になって、王子たちとともに冒険に繰り出していく。『自分』という流儀をひろみは本当に捨てられるのでしょうか?