夏にじっくり・・・
【2022年8月】夏にじっくり・・・
自由な時間が増える夏休み。
暇だから…でも、部活や勉強の気分転換でも良し。じっくり本を読んでみませんか?
あなたに夏の思い出ができますように…。
ライブラリー・ツインズ ようこそ、月島大学図書館へ
日野祐希/著 あけたらしろめ/絵 アリス館(2021年)
月島大学
今の成績では 付属高校への 進学が厳しい 菜織の 救済措置として、大学図書館で 健史と ボランティア活動を することになり、大学内での 図書館イベント成功のために 奮闘します。
赤毛証明
光丘真理/作 くもん出版(2020年)
うまれつき赤毛なのに、生徒手帳の「赤毛である 証明の印」を見せながら 登校する はめになった主人公。
ふつうって何?規則って?
みんなも 思ったこと ありませんか?
われら滅亡地球学クラブ
向井湘吾/著 幻冬舎(2021年)
数か月後に、人類は滅亡する。
そんな状況で 中高生4人が どう生きたいか、どんな最期を 迎えるかを 考える物語。
主人公たちが、滅びゆく地球から 何かを学ぼうと 努力して、「なりたい自分」を 見つけようと 頑張る 青春小説です。
ゴールデンタイムの消費期限
斜線堂有紀/著 祥伝社(2021年)
あなたは 自分の才能を、どれだけ信じられますか?
才能と将来への、自信・過信・不安・焦り…。
時として 残酷な現実に、主人公たちは 翻弄され、それでも 生きるために、彼らはもがく。
その先に あるものを 信じて。
なんくるない
よしもとばなな/著 新潮社(2004年)
「なんくるない」
この夏、沖縄に 思いをはせる時、この言葉を 覚えておいて くださいね。
悲しいことが あったって、深呼吸して「なんくるない」。
こころが すっとする 魔法のことばです。
文庫版(2007年)もあります
キツネのパックス-愛をさがして-
サラ・ペニーパッカー/著 ジョン・クラッセン/画 佐藤見果夢/訳 評論社(2018年)
こぎつねのパックスは、命を助けてくれた ピーターに 育てられるが、戦争のために、祖父の家に 預けられることになる ピーターと 別れ別れになります。
そして、再び再会できた ピーターとパックスに 待っていたものは…。
ネバームーア モリガン・クロウの挑戦
ジェシカ・タウンゼント/著 田辺千幸/訳 早川書房(2019年)
呪われた子として、間もなく死ぬことを 約束されていた モリガン・クロウ。
今夜がその時、というまさにその晩、彼女を迎えに来た者がいた!
間一髪 助け出された モリガン。
逃げ延びた先で〈
13枚のピンぼけ写真
キアラ・カルミナーティ/作 関口英子/訳 古山拓/絵 岩波書店(2022年)
第一次世界大戦時の 北イタリア。
家族と引き離され、妹と二人 住処を転々としながらも、前を向いて 力強く進んでいく イオランダ。
差し挟まれている 写真の絵に、あなたは 何を見るでしょうか。
うらんぼんの夜
川瀬七緒/著 朝日新聞出版(2021年)
閉鎖的な ムラ社会暮らしに 辟易して、大学生になったら 出ていこうと 密か思っていた 女子高生の菜穂。
周囲の長老たちは しっかり者の彼女を 次期リーダーとして 期待しいた。
そんな折、近所に越してきた 転校生が ムラの日常を 脅かしていく。
歴史とは靴である 17歳の特別教室
磯田道史/著 講談社(2020年)
女子高の特別授業に、TVでもおなじみ 磯田先生 ご登場!
「歴史とは 靴のような実用品である」って、謎のような 先生の言葉に 耳を傾けてみてください。
過去を振り返ることの 意義がよくわかります。
13歳のきみと、戦国時代の「戦」の話をしよう。
房野史典/著 幻冬舎(2020年)
現代風に おもしろおかしく 説明されていて、入り込みやすい本。
しかも、意外と細かく書かれていて わかりやすい!
この機会に、戦国時代の勉強はいかが?
もしも世界に法律がなかったら 「六法」の超基本がわかる物語
木山泰嗣/著 日本実業出版社(2019年)
中学生のジュリが 現実の世界から 連れていかれたのは、法律の無い パラレルワールドの世界…。
六法の無い 世界について 考えながら、法律が 普段の生活で どのように 関わってくるのかを 知る一冊です。
古生物のサイズが実感できる! リアルサイズ古生物図鑑(古生代編)
土屋健/著 技術評論社(2018年)
さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち
小坂康之/著 林公代/著 イースト・プレス (2022年)
福井県立 小浜水産高校へ 赴任した 小坂先生は、日々の教育活動の中で 生徒の意識を変え、信頼を深めていきます。
そして、生徒たちと毎年、夢のバトンを引き継ぎ、【さば缶】を宇宙食へと導いた14年にわたる奇跡の物語です。
どん底からの甲子園
タイムリー編集部/編 辰巳出版(2019年)
廃部寸前・問題行動・グラウンドがない…。
そんな「どん底」から いかにして 甲子園出場を 勝ち取ったのか。
各校の監督の戦略・選手たち、地元の人たちの 思いを紹介。
あきらめず 努力することの 大切さが 伝わる一冊です。