星・☆・スター!
【2014年6月】「星・☆・スター!」
今回のテーマは、星!雨上がりの夜空は、星がとてもキレイに見えますよね。
星に関する様々なジャンルの本を7冊ご紹介します。ご堪能ください!
ボタン星からの贈り物星新一ショートショートセレクション14
星新一/作和田誠/絵理論社(2004年)
エヌ電気会社はいまや倒産寸前の状態!打つ手なし!「いっそのこと空の星にでも願いをかけてみましょうか。」と工場内に奇妙な形のアンテナを組み立て、宇宙に向けて電波を発信してみた。しばらくすると「よし。助けてやるぞ。」と何と返電が入っていた!
会社の危機は救われるのか、運命やいかに…表題作の他、ユーモアと風刺にあふれた作品が12話あります。
星磨きウサギ
那須田淳/作吉田稔美/絵理論社(2007年)
月にウサギがいるってお話をきいたことはありませんか?ウサギってどこか神秘的ですよね…誰か心に思う人がいた時、星磨きウサギは現れます。星を磨いてもらえるのは、一生に一度。そしてその星が輝けば、願いは通じる…。心をきゅっとつかまれてしまうファンタジー。
『一億百万光年先に住むウサギ』(全館所蔵)から生まれたストーリーです。
星のかけら
重松清/著新潮文庫(2013年)
小学6年生のユウキは、塾の友だちのマサヤから“星のかけら”のウワサを聞く。
星のかけらは嫌なことにも耐えられるお守りとなり、交通事故の現場に落ちているという。
星のかけらの正体はすぐわかってしまいますが、あなたなら、星のかけらに何を想像しますか?
すごい夜空の見つけかた
林完次/写真・文草思社(2011年)
走り星、飛び星、星の嫁入り…これは全部「流星」の別名。何千年の昔から、人々は夜空や星に名前をつけ、愛おしみ称えてきました。満天の夜空から、一瞬で消えてしまうような光に至るまで、美しい名前があるのです。美しい写真とともに星空の旅をお楽しみください。
ほしをめざして
ピーター・レイノルズ/文・絵のざかえつこ/訳岩崎書店(2010年)
私たちの毎日は旅のようなもの。でもみんな好き勝手なことばかり言うし、道しるべはあちこちを指していて、どこへ向かえばいいのかわからない。そんな時は、きらりと光る星の声にしっかりと耳を傾け、ここからはじまるあなただけの旅を楽しむんだ。
かならず見つかる星座の本
夜空を直接手ではかる! 夏の星座を手でさがそう
藤井旭/著偕成社(2006年)
「自分の誕生星座を見つけたい」と思ったことはありませんか?この本では、「自分の手を星のものさしにする方法」とともに、たくさんの星座図や写真が紹介されています。夜空を見上げながらこの本をかざせば、きっとあなたも見たい星や星座を見つけることができるはず!
夜空と星の物語
日本星景写真協会 アマナイメージズ/写真森山晋平/編集・文
パイインターナショナル(2013年)
むかしの人たちは、夜空を眺めひとつひとつの点を結んで星座を作り、それにまつわる神話も生まれた。七夕伝説も国によって違っていておもしろい。美しすぎる世界の星空の写真も圧巻です。