音楽をテーマにした本
【2010年3月】音楽をテーマにした本
ピアニッシシモ
梨屋アリエ/著講談社(2003年)
「・・・それは 淡い音」
ピアノの音は好きですか? ピアノを弾くのは好きですか? ページをひらくと、まるで物語の最初から最期まで、強弱記号のピアニッシモよりもっと小さい音が響きわたっているよう。
※2007年刊講談社文庫は、中央・わかぎり・武蔵野台所蔵。
星の歌を聞きながら
ティム・ボウラー/著入江真佐子/訳伊勢英子/絵早川書房(2005年刊)
「作者が聞いた、小鳥の歌がバックミュージックとして聞こえてくるよう…」
イングランドに住む作者は、いつも小鳥の歌を聞きながら作品を書かれているそうです。この作品からも、その歌を感じることができるかも…。
Beat Kids ビート・キッズ 1・2
風野潮/著講談社(1999年出版)
「関西弁と16ビートが、泣かせて熱くさせてくれる!」
この本で、本物のロックが聴けます。何より、本の装丁がグッド!とにかく手にとってみて。
金魚島にロックは流れる 1~3
かしわ哲/著講談社(2005年~2007年出版)
「漁はロックだ!」
瀬戸内海の周防大島は、通称、金魚島と呼ばれている。そこに、ロック・ミュージシャンを目指す女子がいる。何だか熱くて、こっけい(?)で、とにかく“青春しているぞっ”て感じです。
その歌声は天にあふれる
ジャミラ・ガヴィン/著野の水生/訳徳間書店(2005年)
「物語全体にひびきわたる、命称える祝福の歌・・・」
作者は、音楽院でピアノを専攻したそうです。重く深い物語の中に、自然と“歌”を感じられるのは必然でしょうか。
2000年度ウィットブレッド児童文学賞受賞、カーネギー賞候補作。