YA担当者たちがおすすめする環境の本
【2009年12月】テーマ:環境
※所蔵館の後の数字は、請求記号(図書館内で本を探す目安となる番号)です。
ハチドリのひとしずくいま、私にできること
辻 信一/監修光文社(2005年出版)
我々を取り巻く、深刻な環境問題。この本には無理をせず、我慢もせず、肩肘はらないエコロジーを実践している人々が紹介されています。目からウロコ…のエコロジーばかり。地球が悲鳴を上げている今、「あなたができること」を実践してみよう。
あんたも私もエコノザウルス笑って考える環境問題。
本田 亮/著西岡秀三/監修デイブ・テルキ/翻訳小学館(2001年出版)
ひとコママンガ形式のイラストとブラックユーモアたっぷりの解説で難しい環境問題を楽しく考えようという絵本です。解説は日本語と英語の併記なので英語の勉強にも最適です。
あなたが世界を変える日12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ
セヴァン・カリス=スズキ/著ナマケモノ倶楽部/編・訳学陽書房(2003年出版)
「どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。」1992年の国連の地球環境サミットで、12歳の少女が語ったスピーチの一節です。環境問題の本質が良く分かる一冊。
「2℃の違い」を知る絵本身近な「温暖化」も、地球の「温暖化」も
佐伯平二/文おおの麻里/イラスト青春出版社(2008年出版)
2℃とは温暖化を考えるうえで重要な数字、地球の平均気温がこれだけ上がれば私たちの生活が危機にさらされる、そんな値です。では2℃でどう変わる―?トピックス別なので好きなページからどうぞ。
ツバル海抜1メートルの島国、その自然と暮らし
遠藤秀一/写真・文国土社(2004年出版)
便利な生活とは無縁で屈託のない島民たちの国、南太平洋の楽園ツバル。ツバルはまた、海面上昇による水没が数十年後?と予想される島でもある。目をみはる美しい写真に、さし迫った現実を重ね合わせることによって、環境問題を考える糸口が見えてくる。