宇宙ににまつわる本
【2009年1月】宇宙にまつわる本
2009年は「世界天文年」です。日本で二人目となる女性宇宙飛行士も決定したことですし、皆さんもこの機会に地球を飛び出してみません?
宙の名前
林完次/写真・文角川書店(1999年出版)本体価格2500円+税
この本のタイトルは、ソラノナマエと読みます。そう、ソラは宇宙のことです。ロマンチストのあなたには、この本がおススメ!!まるでプラネタリウムを観て いるように、ひとつひとつ丁寧に星を紹介してくれています。最後のページをめくる頃は、きっとあなたも星のソムリエになれているかも!
※光琳社出版の本は、中央・武蔵野台で所蔵しています。
宇宙エレベーター こうして僕らは宇宙とつながる
アニリール・セルカン/著大和書房(2006年出版)本体価格2000円+税
想像してみよう……静止軌道に浮かぶ衛星から伸びたチューブを伝わって、電車にでも乗るように気軽に宇宙へと旅ができたら?発想の転換は想像上の産物をすべての実現可能な実体へと導く。旺盛な好奇心と想像力の賜物によって。
開発に拍車のかかったエレベーター構想に始まり、古代文明から量子論までを縦横無尽に語るセルカンの世界を、あなたに。
近未来入門!
あさのあつこ 福江純/著メディアファクトリー(2007年出版)本体価格900円+税
『バッテリー』の作家、あさのあつこ氏の疑問を天文学者の福江純先生が答える対談集。
「人間が宇宙で暮らすとしたら?」「宇宙人はいるのかな?」などの疑問をやさしく、面白く解説しています。近未来に詳しくなり、人気作家の想像力ものぞけるお得な一冊!
理系が苦手な人も科学とSFの世界にひたれますよ。
宇宙への秘密の鍵
ルーシー&スティーヴン・ホーキング作さくまゆみこ訳岩崎書店(2008年出版)本体価格1900円+税
中学の理科でならった原子のこと
例えば一番単純な原子は…水素!自然界にある最大の原子は…ウラン!とか、宇宙の起源やブラックホールのことなどが、とてもわかりやすく、楽しくかかれています。
なんといってもあのホーキング博士父娘が子供たちのために書いた「科学的事実]に基づいた冒険物語なのですから。
ジョージはひょんなことから隣に住む女の子アニーの家に入り込み、そこで、超高性能パソコン「コスモス」で宇宙の旅を経験することになる…。ファンタジー好き、宇宙好き、科学好き、科学はちょっと…という方是非読んでみてください!
宇宙においでよ!
野口聡一/著林 公代/文植田知成/イラスト講談社(2008年出版)本体価格1400円+税
小さい頃「将来の夢は宇宙飛行士」と 書 か な か っ た 人にこそオススメの一冊。
2005年に宇宙飛行士としてシャトルに搭乗した野口聡一さんの宇宙ガイド本。-宇宙ではどうやって食事をしたり、寝たり、そしてトイレに入ったりするの だろう。おふろには入るの?洗濯は?…宇宙での生活術を伝授してくれます。また2009年に滞在する予定の宇宙ステーションの中も大公開。宇宙が身近な時 代がやってきましたよ。
野口さんが書かれた本は他に『オンリーワン ずっと宇宙に行きたかった』(2006年新潮社刊/中央・わかぎり・武蔵野台所蔵)もあります。