世界天文年2009
【2009ねん3がつ】
~世界天文年2009~
イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが、初めて望遠鏡を空に向け、宇宙への扉を開いた年から400年にあたる記念すべき今年は、世界天文年です!
今回のおすすめは、天文に関する本を10冊ご紹介します。
2009年3月現在、ご購入可能な絵本には本体価格+税の表示をしています。
世界天文年2009 その1
★『うちゅうひこうしに なりたいな』
バイロン・バートン/作ふじた ちえ/訳インタ-コミュニケ-ションズ(1998年)本体価格1500円+税

短いページの中に、幼い子の「うちゅうひこうしになりたい!」という想いがあふれている絵本です。 “うちゅうひこうし”にあこがれている、幼児から小学生まで楽しめます。
中央のみ所蔵。
※1993年佑学社より出版された絵本も、中央のみ所蔵
★『めざせ!スペースマスター 宇宙検定100 人類の宇宙活動事典シリーズ』
渡辺勝巳/監修こどもくらぶ/編星の環会(2008年)本体価格2300円+税

ロケットや人工衛星、宇宙環境、月・惑星に関する様々な問題をときながら、それぞれの解説をじっくり読んで理解していきましょう。あなたがすべての問題を理解した時、宇宙へ向かうロケットの乗組員に選ばれているかもしれませんよ?!
中央・武蔵野台のみ所蔵。
※表紙画像は、①ロケットです。全4巻。
★『星の使者高名な科学者、数学者、天文学者、哲学者にして物理学者、ガリレオ・ガリレイの生涯』
ピーター・シス/文・絵原田勝/訳
徳間書店(1997年)本体価格1600円+税

まだ太陽や月が、地球の周りをまわっていると人々が信じていたころのお話。
たとえ時の権力者から退けられても自分の目でみたことが真実であると信じたガリレオ・ガリレイ、その生涯を美しい絵と共に綴った絵本。
わかぎりのみ所蔵
★『宇宙のかけら』
竹内薫/著片岡まみこ/絵
講談社(2008年)本体価格1429円+税

ネコでも分かる宇宙理論、という訳ではありませんが、飼い猫のカロアが男の子と宇宙について語る、ちょっと不思議なお話。
わかぎりのみ所蔵。
★『宇宙をみたよ! 宇宙へ行くと、ほんとうがみえてくる 』
毛利衛/監修宙野素子/文
偕成社(1994年)本体価格1500円+税

1992年9月12日、アメリカのケネディ宇宙センターから打ち上げられたスペースシャトルに乗って宇宙に行った毛利衛さんの体験を紹介した本です。無重力状態で起こる現象や宇宙から見た地球の姿など、写真を見ながらあなたも一緒に”宇宙”に行ってみませんか?
わかたけ・武蔵野台所蔵。
世界天文年2009 その2
★『月のえくぼ(クレーター)を見た男 麻田剛立』
鹿毛敏夫/著関屋敏隆/画
くもん出版(2008年)本体価格1400円+税

月に「クレーターアサダ」の名を残す、麻田剛立の生き方を描いた本です。5歳の時に日の当たる場所が変わっていくことから太陽が動いていることに気づき、竹の棒をたてて影の測定を始めます。その後医師として活動しながら天文学に熱中し、日本の近代天文学の基礎を築きました。
わかぎりのみ所蔵。
★『月のうさぎ世界みんわ絵本《インド》 』
前田式子/文 司修/絵 木下順二・松谷みよ子/監修
ほるぷ出版(1992年)本体価格1262円+税

むかし、山のふもとの森に、白いうさぎがすんでいました。「ああ、あしたは十五夜だ。どうしよう」月がまるくなる十五夜の日に、もしおきゃくがきたら、じぶんのたべものをわけてあげることになっていたのです。うさぎのたべものは草のはっぱ。そんなものは、おきゃくにはあげられない。……月のうえにうさぎのすがたが見えるのは?こんなわけだったのですね。
中央・わかぎり・武蔵野台所蔵。
★『天動説の絵本てんがうごいていたころのはなし』
安野光雅/文・絵
福音館書店(1979年)本体価格1000円+税

この絵本が出版されてもう30年が過ぎ、古い絵本になってしまいました。でも今年は世界天文年です、ぜひ手にとってみませんか?昔々の人々は地球が丸いってこと、そして太陽の周りを回っていることを知らなかったんですね。寝る前にゆっくり読んでみたくなる絵本です。
中央・わかたけ所蔵。
★『一日一話夜明け前の星空案内』
藤井旭/著
誠文堂新光社(2008年)本体価格2000円+税

普通の本は夜8時ごろの案内ですが、この本はちょっと変わっていて夜明け前の星空のガイドブックです。あなたもきっと早起きしてきれいな星空を見たくなるでしょう!
中央・わかたけ所蔵。
★『ぬすまれた月』
和田誠/作・絵
岩崎書店 (2006年)本体価格1300円+税

世界じゅうの人が月をみる。どこの国でも「月」はきれいなことば。
月はたくさんの伝説、たくさんの物語、たくさんの詩やうたをもっている。
空をみあげよう。ほら、今夜も月がでているよ。月の絵本です。
中央・わかたけ所蔵。