小学生向け 福生市立図書館からの夏のおすすめ
自由な 時間が たくさんある 夏休み!
いろいろな 物語の中に 旅に行きませんか?
楽しく読めるものから ちょっとむずかしいものまで、いろいろな本をご用意しました。
★『まっくろ』 高崎卓馬/作 黒井健/絵 講談社(2021年)
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「こころに うかんだことを かいてみましょう」と いわれて、ひとり がようしを まっくろに ぬりつぶす 男の子。
たくさんの がようしを くろく ぬりつぶしていくなかで、ひろがっていく、ふしぎな こうけいは…。
★『ぱくぱくはんぶん』 渡辺鉄太/ぶん 南伸坊/え 福音館書店(2021年)
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おばあさんが やいた、おおきな ケーキ。
「はんぶん のこしといてね。」と いわれたので、ちゃんと のこしました。
おじいさんが、はんぶん。いぬも、はんぶん。ねこも…。
あれ?だいじょうぶ?
★『ぼくといっしょに』 シャルロット・デマトーン/作 野坂悦子/訳 ブロンズ新社(2020年)
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おつかいを たのまれて、おとなりの みせに おつかいに いく 男の子。
にわの いけは うみに、木やしょくぶつは 森にかわる…。
さあ、たのしい ぼうけんが はじまるよ。
★『さいこうのスパイス』 亀岡亜希子/作・絵 PHP研究所(2013年)
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森の カフェのシェフは おおかみ。
ほかのどうぶつたちは ここのりょうりが 大すき。
まずい、しかいわない リスのぼっちゃんのために、りょうりを ふるまいます。
こんなすてきなシェフがいたらいいな。
★『すみれちゃんとようかいばあちゃん』 最上一平/作 種村有希子/画 新日本出版社(2021年)
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すみれちゃんは 大すきな ひいおばあちゃんのことを「ようかいばあちゃん」とよびます。
ひいおばあちゃんと いっしょにいると どんなたのしいことが おきるのか、とわくわくします。
★『サンタクロースのはるやすみ』 ロジャー・デュボアザン/作 小宮由/訳 大日本図書(2017年)
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ほっきょくにも はるがきて、サンタクロースも お休みすることに しました。
いつもの 赤い ふくを ぬいで、りょこうに ぴったりな ふくを かって。
でも 出かけた町で、子どもたちに「サンタから おひげや 赤い はなを ぬすんだ」といわれて…。
★『どうぶつたちがねむるとき』 イジー・ドヴォジャーク/作 マリエ・シュトゥンプフォヴァー/絵 木村有子/訳 偕成社(2017年)
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ハチって ねるときは どうしているの?
フラミンゴは?
みんながすきな どうぶつは、どうやって ねむっているのかな?
★『ばけねこ』 杉山亮/作 アンマサコ/絵 ポプラ社(2021年)
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いなくなった ねこをさがして、おそろしい うわさのある ねこみみ山に 向かった女の子。
まよってしまい、みつけたおやしきに 助けてもらいますが、そこにいるのは 気味の悪い人ばかり。
はたして、ぶじに 帰れるでしょうか?
★『オノモロンボンガ アフリカ南部のむかしばなし 』 アルベナ・イヴァノヴィッチ=レア/再話 ニコラ・トレーヴ/絵 さくまゆみこ/訳 光村教育図書(2021年)
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むかしむかし、雨が ふらなくて 水が なくなってしまったときの おはなし。
ものしりの おばあさんが こまっている カメに まほうの木のことを 教えてあげました。
カメは まほうの木に たどりつけるのでしょうか。
★『ぼくの師匠はスーパーロボット』 南田幹太/作 三木謙次/絵 佼成出版社(2021年)
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さいしょは うんざりしていた 順一だけど、いろんなことを 教わっていくうちに 考え方や まわりのみんなが どんどん かわっていきます。
★『こいぬとこねこのおかしな話』 ヨゼフ・チャペック/作 木村有子/訳 岩波書店(2017年)
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森の近くの いっけん家に くらしている、気のいい こいぬと しっかり者の こねこ。
人間の生活に あこがれて、おそうじをしたり、ケーキをやいたり、いろんなことに ちょうせんしながら、ゆかいに 楽しく くらしていく お話です。
★『雪虫』 石黒誠/文・写真 福音館書店(2021年)
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冬のはじめに よく見かける あの白い虫。
実は 何度も すがたや 食べ物を かえ、アリと きょうりょくして くらし、一年に一度だけ オスがあらわれる ふしぎな生きものでした。
北海道で さつえいされた写真が とてもきれいな絵本です。
★『日本昔ばなしのことば絵本』 千葉幹夫/監修 ナツメ社(2019年)
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昔ばなしに でてくる 道具や たてものなど、今では あまり 使われなくなった 言葉を しょうかいしています。
絵もあるので わかりやすく、とても 勉強になります!
★『やとのいえ』 八尾慶次/作 偕成社(2020年)
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十六体の「らかん」さんの目をとおして 150年の 月日のながれを かんじることができます。
★『あの子の
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元気で人当りもよくみえる
おたがいの秘密を感じるが故に、ぶつかってしまう二人。
そんな時小夜子に事件が起こって…。
★『ギュレギュレ!』 斉藤洋/作 樋口たつの/画 偕成社(2016年)
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わたしのうちに、とつぜんたずねてきたトルコ人のような不思議な男…。
かれが言葉たくみに売りつけてきたのは、なんともふしぎな品物でした。
その後も次々とふしぎな物を持ってきて…。
トルコ人(?)の話術をお楽しみください。
★『分解系女子マリー』 クリス・エディソン/作 橋本恵/訳 小学館(2021年)
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小さな発明小屋で、機械の 分解と組立に あけくれている マリーは、車いすで 生活するママが 快適に くらせる家を プレゼントすることを 夢見ていました。
そんな中、世界的大企業の サイエンスキャンプに 特別に招待されますが…。
★『5000キロ逃げてきたアーメット』 オンジャリ・Q.ラウフ/著 久保陽子/訳 二木ちかこ/本文イラスト 学研(2019年)
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しゃべらない転校生の アーメットが 気になる アレクサ。
話しかけて いるうちに、かれが 戦争で こきょうで 平和に くらせなくなって、逃げなければ ならなかったことを 知ります。
アーメットのために 何ができるか。
考えた結果が 大さわぎに なってしまって…。
★『顔がわかるさかな図鑑』 知来要/著 宝島社(2016年)
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さかなの顔って どんな顔?
水族館でも お店でも、正面からって あんまり見ない。
オイカワ、チチブ、カワヨシノボリ。
いろんな魚の 正面顔と、にらめっこ勝負 してみませんか?
★『山をつくる 東京チェンソーズの
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福生からも見える山なみ。
その中で働く人たちがいます。
長い時を見つめながら働く、林業という仕事。
かれらが何を見て、どんな風に働いているのか。
「山をつくる」とはどういうことなのか、ていねいな取材で書かれています。
★『戦場の
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内戦による
なぜ、命をかけて そこまで したのでしょう?
かれらが「本を読むこと」について語る言葉を、ぜひ 知ってほしい。